ミクロスコピア
「ミクロスコピア」とは,ラテン語で「顕微鏡で見た世界」という意味です。
美と不思議に満ちたミクロの世界をもっと多くの人々に知ってもらいたいと,1984年,顕微解剖学者・藤田恒夫(当時 新潟大学教授)先生が創刊しました。そして、自然や人体に興味をもつ人々が,科学者を囲んでカフェで語り合うような愉しい雑誌に成長しました。
医学と生命科学のトップランナーたちが,今 はまっている研究のはなしを素人に分かる優しい言葉で語っています。学問の歴史をたどり,日本の科学者の独創性を探る記事もあります。そのようなサイエンス・エッセイのすきまに,四季おりおりの自然や旅や趣味の話題がギッシリ詰まっています。「グルメ百話」「絵と私」「私の世界百名山」「新潟生き物だより」「市場の風景」など。
創刊24年には,この雑誌が科学を大衆に近寄せるのに貢献したとして,「科学ジャーナリスト賞2007」(日本科学技術ジャーナリスト会議主宰,会長 小出五郎氏)が与えられました。
この「ミクロスコピア」は2009年、創刊26年(26巻4号)を以て終刊となりました。
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